文学その7

『青空文庫』にある作品を『Google Translate』で英訳してみました。

日本の伝説:柳田國男(1844-1875)/2390

国が全体にまだ年が若く、誰でも少年の如くいきいきとした感じをもって、天地万物を眺めていた時代が、かつて一度は諸君の間にばかり、続いていたこともありました。 There was a time when the whole country was still young, and everyone was looking at…

日本の伝説:柳田國男(1815-1843)/2390

どうしてこんな伝説がそこにもここにもあるのか。 Why is there such a legend here and here? そのわけはまだくわしく説明することが出来ませんが、ことによると負けるには負けたけれども、それは武蔵坊弁慶が牛若丸だけに降参したようなもので、負けた方も…

日本の伝説:柳田國男(1782-1814)/2390

松尾のお社なども境内に熊野石があって、ここに熊野の神様がお降りなされたという話があり、以前はそのお祭りをしていたかと思うにも拘らず、ここの氏子は紀州の熊野へ参ってはならぬということになっていました。 There is a story that there is a Kumano …

日本の伝説:柳田國男(1746-1781)/2390

この二つの村では、男女の縁を結ぶと、必ず末がよくないといっていたのみならず。 Not only did they say that the ends of the two villages were not good when they were connected to each other. 古江の方では庭に梅の木を植えず、また襖屏風の絵に梅を…

日本の伝説:柳田國男(1709-1745)/2390

一説には毎年十月十二日の祭りの日には、舟倉と石動山と石合戦があり、舟倉の権現が礫を打ちたもう故に、この山の麓の野には小石がないのだともいっておりました。 According to one theory, there are Funakura, Ishidoyama, and Stone Battle on the festi…

日本の伝説:柳田國男(1674-1708)/2390

(笈埃随筆。 (Small dust essay. 宮城県|牡鹿郡鮎川村) Miyagi Prefecture | Ayukawa-mura, Oshika-gun) 富士山のような大きな山でも、やはり山の土を遠くへ持って行かれぬように、麓に砂振いという所があって、以前は、必ずそこで古い草鞋をぬぎかえまし…

日本の伝説:柳田國男(1632-1673)/2390

これも山の神が自分より高くなろうとする者をにくんで、急いでその杵をもってたたき伏せるように、こういう珍しい呪文を唱えたものかと思います。 I think this is also because the mountain god cast those rare spells so that the god of the mountain w…

日本の伝説:柳田國男(1596-1631)/2390

全体に日本では、軽々しく人の優劣を説くのは悪いこととしてありましたが、交通がだんだん開けて来ると、どうしてもそういう評判をしなければならぬ場合が多く、それをまた大へんに気にする古風な考えが、神にも人間にも少くなかったようであります。 Genera…

日本の伝説:柳田國男(1553-1595)/2390

それが少しばかり大山よりも高かったので、大山は腹を立てて、木履をはいたままで韓山の頭を蹴飛ばしたといいます。 It was a little higher than Oyama, so he was angry and kicked Hansan's head with his shoes on. だから今でもこの山の頭は欠けており…

日本の伝説:柳田國男(1515-1552)/2390

筍のように早く成長するものでも、やはり人の知らぬうちに大きくなります。 Even if it grows fast like a bamboo shoot, it grows without knowing it. ましてや石は君が代の国歌にもある通り、さざれ石の巌となる迄には、非常に永い年数のかかるものと考え…

日本の伝説:柳田國男(1471-1514)/2390

しかし今日では運搬することも出来ない程の大石ですから、これもやはり永い間には成長したのであります。 However, since it is such a large stone that it cannot be transported today, it has grown for a long time. (三国名勝図会等。 (Mikuni scenic…

日本の伝説:柳田國男(1433-1470)/2390

(新編武蔵風土記稿。 (New article Musashi culture. 埼玉県秩父郡小鹿野町) (Ogano Town, Chichibu District, Saitama Prefecture) その信州の方にはまた鎌倉石というのがありました。 There was another Kamakura stone in the Shinshu area. 佐久の安養…

日本の伝説:柳田國男(1386-1432)/2390

(三国名勝図会。 (Mikuni Scenic Spot Meeting. 鹿児島県熊毛郡中種子村油久) (Yuhisa Nakatane-mura, Kumage-gun, Kagoshima Prefecture) これとよく似た話がまた日本の北の田舎、羽前の中島村の熊野神社にもありました。 There was a similar story at t…

日本の伝説:柳田國男(1341-1385)/2390

これは昔曽我の十郎五郎兄弟の母が、関東から落ちて来る時に、袂に入れて持って来たものといい伝えております。 It is said that the mother of the Juro Goro brother of Soga used to bring it in the armor when he fell from Kanto. この地方の山の中の…

日本の伝説:柳田國男(1300-1340)/2390

だからどこの村でも伝説を大事にしていたので、もし伝説が消えたり変ったりすれば、お祭りのもとの意味がわからなくなってしまうのであります。 That's why, in every village, legends were cherished, so if the legend disappeared or changed, the meani…

日本の伝説:柳田國男(1268-1299)/2390

それから西へ廻って越中の立山権現、加賀の白山権現ともお出あいなされて、つごう三箇所の境がきまり、それから後は七年に一度ずつ、諏訪から内鎌というものが来て、堺目にしるしを立てたということであります。 Then, going around the west, I met Tateyam…

日本の伝説:柳田國男(1235-1267)/2390

しかし実際はそれよりもなお以前から、やはりこれは大昔の話として、語り伝えていたものであったろうと思います。 However, in reality, even before that, I think this was something that was told as an ancient story. 行逢阪 Gyosaka 境は、最初神々が…

日本の伝説:柳田國男(1200-1234)/2390

ある時|出雲国から一人の巡礼がやって来て、ここの観音堂に参詣をして、路のかたわらで食事をしました。 At one time, a pilgrimage came from Izumo, visited a Kannon-do temple, and ate alongside the road. この男は足を痛めていたので、これから先の…

日本の伝説:柳田國男(1155-1199)/2390

尾花は普通には何本も一しょに出ますから、何か特別の理由がなくてはならぬというふうに、考えられていたものと思われます。 Obana usually appear in a row, so it was thought that there must be some special reason. (安房志。 (Ashi will. 千葉県安房…

日本の伝説:柳田國男(1114-1154)/2390

これは子の聖という有名な上人が、初めてこの山に登った時に、ここで休んで、昼餉に用いた杉箸を地にさして行ったと伝えております。 It is said that a famous superior named Son of the Son took a rest here when he climbed this mountain for the firs…

日本の伝説:柳田國男(1077-1113)/2390

それはとにかくに、社の前には左右の小池があって水至って清く、今も村々の人は絹を織れば、その織り留めをこの御宮に献納するということであります。 Anyway, in front of the shrine, there are small ponds on the left and right, and the water is clea…

日本の伝説:柳田國男(1035-1076)/2390

御殿があって、その中には綺麗な女の人がいました。 There was a palace, and there was a beautiful woman in it. 山刀はここにあるといってこの男に渡し、二度と再びこんなところへは来るな。 Hand the mountain sword to this man saying it's here, and …

日本の伝説:柳田國男(1000-1034)/2390

その為には最も穢を忌んで、こういうやや人里を離れた清き泉のほとりに、機殿というものを建てて若い娘たちに、その大切な布を織らせていたかと思います。 To that end, I think that I hate the most imperfection, and built a machine hall on the banks …

日本の伝説:柳田國男(964-999)/2390

そういういい伝えのある井戸は、まだこの近辺の村にも二つも三つもあります。 There are still two or three wells with such a good story in the village around here. (秋葉土産。 (Akiha souvenir. 静岡県|周智郡犬居村|領家) Shizuoka | Inui Villa…

日本の伝説:柳田國男(928-963)/2390

例えば静かな谷川の淵の中で、機を織る梭の音をきくといい、または人が行くことも出来ぬような峰の岩に、布をほしたのが遠く見えるというなどはそれで、こういう為事は男がしませんから、その為に山姥山姫のいい伝えはなお永く残るのであります。 For exampl…

日本の伝説:柳田國男(893-927)/2390

羽後の男鹿半島では、北浦の山王様の神主竹内丹後の家に、先祖七代までの間、代々片目であったという伝説が残っています。 On the Ogo Peninsula in Ugo, there is a legend that the house of Sanno Takeuchi Tango, the god of Kitaura, had one eye for g…

日本の伝説:柳田國男(854-892)/2390

竹の入り用があると山を越えて、出雲の方から買って来るそうです。 It seems that if there is a need for bamboo, it will come over from the mountain and come from Izumo. (郷土研究四編。 (Fourth Study on Hometown. 鳥取県日野郡印賀村) (Inga Vil…

日本の伝説:柳田國男(815-853)/2390

それから後は、折り折り社の附近で、片目の蛇を見るようになり、村民はこれを諏訪様のお使いといって尊敬したのみならず、今に至るまでこの社の境内に、梅の木は一本も育たぬと信じているそうであります。 After that, he came to see the one-eyed snake ne…

日本の伝説:柳田國男(788-814)/2390

しかしこういう池の主には限らず、神々にも眼の一箇しかない方があるということは、非常に古くからいい伝えていた物語であります。 However, the fact that not only the owner of this pond but also the gods have only one eye is a story that has been …

日本の伝説:柳田國男(754-787)/2390

それを天狗の夜とぼしといって、山から天狗が泥鰌を捕りに来るのだといいました。 He called it the night of the Tengu and said that the Tengu came from the mountain to catch the mud. そのことがあってからしばらくの間は、溝や小川の泥鰌に眼のない…